ジョンヒルの「(SPI)Battle for Stalingrad」

週末、「(SPI)Battle for Stalingrad」のソロプレイしてみました。ひとりで両方の陣営をやるのは根気がいりますね。1ターン終えるのに3h X 2日かかりました。

ダイスの確変を大きくすることで、独ソどちらでも勝てるように作られているのではないか、と思えるほどダイスによる結果の差が激しかった、というのがソロプレイの印象です。

ウォーゲームにおけるダイスは運だめしのためではなく、戦闘結果をランダムにするための手段である(ダニガン談)」などと言う他のSPIゲームとは違います。
強いて言うなら「事前のあらゆる計算がダイスの目によって吹き飛ぶ」、という感じ。
しかし、戦力の設定が絶妙なので、史実上ありうるような展開に納まるのはさすがジョンヒルです。

「スコードリーダー」と「Battle for Stalingrad」で押しも押されぬゲームデザイナーになったジョンヒルは、晩年は南北戦争のアクチュアルウォーゲームと鉄道模型に専念していて、好きな事に徹した生涯のようですね。

>昭和ゲーマーさん、
>コンポーネントの写真をあげていただけないでしょうか?
はじめまして。SPIのゲームには実験的なものが多いですね。既成の事実に新しい切り口で臨む面白さがあると思います。スターリングラードのAAが終わったらUPします。

【写真1】SPI「Battle for Stalingrad」
【写真2】Osprey「Across a Deadly Field」 2014
【写真3】ジョンヒルが晩年まで手を入れていた鉄道模型